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精神疾患の脳画像研究

研究概要

私たちは磁気共鳴画像(MRI)、磁気共鳴スペクトロスコピー(MRS)、 近赤外線スペクトロスコピー(NIRS)を用いて神経画像を計測しています。

統合失調症、気分障害などの心の疾患は目に見えませんが、 神経画像と通して脳における病態を明らかにすることが目標です。 精神疾患の診断と治療が発展することで疾患を持つ方々の生活がより良くなることが最終的な到達点です。

臨床に基づいた研究をすすめるため、実際の 診療のなかで診断や臨床症状の評価を丁寧 に行い、並行して神経画像の解析を行ってい ます。放射線科の研究スタッフの協力を得て、 着実に研究をすすめています。

研究の内容

MRIは脳の詳しい構造を知ることができます。 同じ装置を使って得られるMRSは体の外から 脳内の物質の量を測定することができます。 NIRSは脳の表面の血流量を体の外から測定 できます。

心の病気は症状や経過を聞いて診断や評 価を行います。また、ある薬によって良くなる 人と良くならない人がいます。しかし、実際の 脳で何が起こって症状を引き起こしているの か、何が起こらなくて症状が改善しないのか は目に見えません。神経画像の所見というの はスクリーンに心の病気の影を映し出してい るようなものかもしれませんが、その影を解釈 することで私たちは心の病気の病態やそれに 用いる薬の作用を研究してきました。

更に詳しい内容

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